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オーストリアから新しい双眼鏡がやってきた!「CL COMPANION III」レビュー

2026年5月28日に発売された新型双眼鏡「CL COMPANION III」


オーストリアから新しい双眼鏡がやってきた!
「CL COMPANION III」レビュー

長年、野鳥愛好家の方から愛されてきたスワロフスキー・オプティックの中核モデル、CL COMPANIONが久々にモデルチェンジしました。
早速、開封から実際の野鳥観察まで、使ってみた感想をお届けします。この双眼鏡の魅力や楽しさが少しでも伝われば嬉しいです。


開封!新しいコンパニオンとの出会い

さっそく化粧箱を開封してみます。環境に配慮した新しいパッケージデザイン。スワロフスキー・オプティックらしいこだわりを感じます。
箱を開けると専用ケースが現れ、その中にCL COMPANION III(以下、コンパ3)本体が収められています。

環境に配慮した新しいパッケージ
箱を開けた状態
専用ケースにはショルダーベルトが付属
本体を取り出します

外観チェック

本体を取り出して細部を見ていきます。まず目を引くのはスワロフスキー・オプティックのロゴ。カッコいいです。
倍率表示は左側の吊り金具部分に配置。アイカップは無段階で約10mm伸ばすことができ、メガネのアイコンがワンポイントとして添えられています。ストラップの取り付け方法は斬新ですが非常に実用的。使い込むほどに快適さを感じると思います。

本体上面のロゴ


倍率表示とメガネアイコン
ブリッジ前面にはHABICHTマーク


ストラップの通し方

CL COMPANION BRIGHTとの比較

前モデルとなったCL COMPANION BRIGHT(以下、BRIGHT)と並べて比較してみました。
まず大きく変わったのは外観デザインです。かなり攻めた印象を受けます。カラーもグリーンはこれまでのスワロフスキー・オプティックの伝統から路線変更。このほかにオレンジとブラウンをラインナップします。

BRIGHT(左)はカッコよくコンパ3(右)はおしゃれな印象
 視度調節。コンパ3は色がつきました。

サイズ感は対物レンズ側の外形はほぼ同じですが、接眼部は大幅に変更されました。
スワロフスキー・オプティック本国からの情報では光学系にも手が入れられているとのこと。

機種外形レンズ径
   コンパ3 φ43.5mmφ23mm
   BRIGHTφ37mmφ21mm
対物レンズ側の外形はほぼ同じ
接眼部は大きく変わりました

都内の公園で実戦投入

ひと通りチェックを終えたところで、さっそく都内の公園へ探鳥に出かけました。
今回は「コンパクトだけどしっかり見える」というコンパ3の魅力を最大限に活かすため、相棒にはATC 17-45×56を選択。
当日は朝こそ薄曇りでしたが、次第に太陽が顔を出し絶好の観察日和となりました。

心も体も身軽に、それでいてしっかり観察できる。ある意味、最強の組み合わせかもしれません。

小型リュックでも充分な携帯性

今回使用したのは約20リットルのバックパック。
コンパ3とATCに加え、OM-1と150-400mmレンズを装着したカメラシステムまで余裕を持って収納できました。もうワンサイズ小さいリュックでも充分収納できそうです。
機材が増えがちな探鳥でも、この携帯性は大きな魅力です。


ムクドリがお出迎え

公園の入口ではムクドリが迎えてくれました。
どうやら水浴びの後の日光浴中だったようで、まるで野球の「セーフ!」をしているかのような格好。珍しい鳥ではありませんが、こうした豊かな表情をじっくり観察できるのも双眼鏡の楽しみです。コンパ3のクリアな視界で眺めていると、その愛嬌ある表情に思わず見入ってしまいました。

セーフ!
どうです?この表情!

さらに園内を進むと、ササゴイを発見。
岸辺に佇む個体を観察していたら、やや脚の赤っぽい婚姻色の個体が近くに並んだので、比較がよくできました。

違いが良く分かりますね

出会った鳥たち
シジュウカラ

まだ巣立ったばかりと思われる若鳥の姿が見られました。この時期は地面にヒナがいることがありますが、親鳥が近くにいる場合も多く、無理に保護しないことが大切です。つい「かわいそう」と思ってしまいますが、そっと見守るのが鳥たちにとって最善の場合もあります。

バン

久しぶりに出会ったバン。鮮やかなくちばしの色が印象的でした。そして記憶よりずっとスマートな体型。普段よく見るオオバンのイメージに引っ張られていたのかもしれません。

オオタカ

晴れ渡った空をオオタカが悠々と横切っていきました。コンパ3は視界が広く、8倍モデルでは実視界8°を確保しています。そのため飛翔する猛禽類も非常に捉えやすく、スムーズに視界へ導入できました。この「探しやすさ」は実際のフィールドでは大きなメリットです。

ハシボソガラス

ハシボソガラスがATCを興味深そうに見つめていました。スワロフスキーのレンズに見とれていたのかも。

カイツブリ

水上をスイスイと動き回って、潜って消えたと思ったらしばらくしてその何メートルも先に姿を現していたカイツブリ。近くに出てきたら、背中に水滴をいくつものせて、水中に可愛らしい足を見せていました。


スマスコ撮影を楽しむ

今回も我慢できず、ATCを使ったスマスコ撮影でショート動画を撮影してしまいました。
鳥たちの生き生きとした動きを手軽に記録できるのは、楽しいですね。

スマスコアダプターVPA2は全スワロフスキー製品にワンタッチで取り付けることができます。

まとめ:新しいスワロフスキー・オプティックのスタンダード



実際に使ってみて感じたのは、コンパ3がスワロフスキー・オプティックの考える「新しい双眼鏡の標準」を体現しているということです。
8倍と10倍、どちらの倍率もクリアな視界と忠実な色再現を実現しつつ、8倍モデルの快適な視界、10倍モデルの細かなディテール表現、それぞれの倍率で、それぞれの魅力を持っています。
実際に見比べていただいて、その真価をご自身の目で確認していただきたい、そんな製品です。ショールームでその見え味を体験できますので、ぜひお立ち寄りください。


【ご案内】ハクバ写真産業 東京本社ショールーム
各種スワロフスキー・オプティック製品をお試しいただけます。

※要事前予約
スワロフスキー・オプティックトライアルのページはこちら
https://swarovskioptik-j.jp/news/trial/


作成:ハクバ写真産業株式会社/スワロフスキー・オプティック担当
取材同行・記事監修・画像提供:神戸 宇孝(野鳥画家)

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