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スワロフスキー・オプティッククオリティの防振スコープ誕生<AT Balance 18-45×65/ST Balance14-35×50 ファーストインプレッション>

スワロフスキー・オプティッククオリティの防振スコープ誕生
AT Balance 18-45×65/ST Barance14-35×50 ファーストインプレッション


スワロフスキー・オプティックより、防振スコープ AT Balance 18-45×65/ST Barance14-35×50(以下、AT B/ST B)が発表されました。
初めて体験する高画質×高倍率×防振の世界がどのようなものか、カモたちが渡来し始めた都内の某公園で当社の野鳥先生、神戸宇孝氏とチェックしてきました。


■なんてモノを…

「なんという代物を作ったんだ!」これがAT B/ST Bを覗いた率直な感想でした。具体的には、「防振機能が付いても見え味を犠牲にしていない」ところ。探しやすい広角側で鳥を入れたら、ズームで拡大したときにも「防振機能が極めて優秀でテレ端側でも強力に揺れを抑えている」ところです。(高倍率のほうが防振の恩恵が大きいことに気付かせてくれます)
スワロフスキーの見え味で、35倍や45倍の高倍率の像が「ピタッ!」と止まる世界を想像してみてください。まさに待ち望んだものが現実となりました。

画像1

■意外とコンパクトなボディサイズ

スワロフスキーは小型のスコープでも素晴らしい見え味が得られています。それに防振装置を付けたことにより十分手持ちができる大きさ、重さとなっています。実際に手に取ると、画像で見るより小柄に感じます。

機種全長重量
AT B268mm1,470g
ST B268mm1,300g

                           全長は同じ

■手持ちの軽快さが身上(防振機能について)

AT B/ST Bともに本体にある防振スイッチを長押しすることで防振機能をON/OFFできます。電源は専用リチウムバッテリーでバッテリー1本と専用充電器が付属しています。フル充電で12時間連続使用可能です。もちろん充電が切れても、普通のスコープとして使用できますが、予備のバッテリーはあった方が良いと思います。
防振機能はとても強力で、AT B/ST Bともテレ端(45倍/35倍)でも手持ち観察が可能です。むしろ積極的に手持ちで使いたくなります。
このフットワークの軽さこそが他にはない特長となっています。

■三脚に乗せるとさらに凄い

意外なことに、三脚に乗せた際の効果が絶大でこのスコープの真価が発揮されます。「軽い三脚で十分なので装備が軽量になる」「風の強いときにブレない」などは想像できますが、表現は難しいですが「ピントが合った」と思ったところからさらに一段鮮明になる感覚があります。神戸氏によると「野鳥の羽縁などで識別する際に特に効果絶大」とのこと。
また、「例えば左に泳いでいる水鳥を識別する際、いままではスコープの右端に入れてスコープに触らないように左に消えるまで目で追って、その間に判断していたが、三脚操作による微振動がないのでパンニングしながらじっくり確認できる」とも評価いただきました。



■AT B/ST Bの違い、用途について

   AT BとST Bではアングルとストレートの違いの他に、倍率と口径が異なります。

画質は対物レンズの口径が大きいAT Bのほうが明るく、コントラストも高いですが、より軽く、直感的に対象物を視野に入れやすいST Bは双眼鏡的な使い方ができます。手持ちメインならST B、三脚に載せて使うことが多いならAT Bといったところでしょうか。
ちなみにどちらもショルダーストラップと三脚座(アルカスイス互換)が付属しています。

機種ズーム倍率対物レンズ径
AT B18~45倍65mm
ST B14~35倍50mm
■スマスコ撮影もばっちり

別売りのスマートフォン撮影アダプター「VPA2」とも相性が良く、特に動画撮影では不快な揺れがなく綺麗な記録が残せます。

VPA2 を使用した撮影


こちらは手持ちで、向こう岸の
赤丸のところを狙って撮りました。

VPA2による撮影動画

素人でも、これくらい撮れましたよ!



■改めてATC/STCの素晴らしさも再認識

AT B/ST Bの素晴らしさをさんざん目の当たりにしたあと、今回比較に持ち出したATC 17-40×56 を改めて覗くと、その軽さ、視界の広さ、明るさで「野鳥観察が楽しい!」と思えます。それはまるで高級なミニバンから軽快なスポーツカーに乗り換えたよう。
天気の良い気持ちいのいい朝に、ふらっとポケット双眼鏡とATC(STC)を持って散歩に出かけるのは最高の探鳥かもしれません。

※画像は手前からATC、AT B、ST B


■まさにスワロフスキー・オプティックのポリシー「See The Unseen(見えないものを見る)」を体現した新しいスコープ

是非、ショールームでお試しいただき、その素晴らしさをご自身で体験してください。みなさまのお越しをお待ちしています。

■製品ラインナップ
AT Balance 18-45×65
https://swarovskioptik-j.jp/product/at-balance-18-45×65/
ST Balance 14-35×50
https://swarovskioptik-j.jp/product/st-balance-14-35×50/


■神戸宇孝氏 プロフィール

神戸宇孝(ごうど うたか)
鳥類画家 2003年英国サンダーランド大学・自然環境画学科卒
子供の頃に家の中にジョウビタキが飛び込んだことをきっかけに野鳥観察を始め、「身近な野鳥の当たり前の生態をじっくり観察」することに注力。鳥を描くきっかけは薮内正幸さんの画集から。CWニコル氏の設立した専門学校で環境管理を学んだ後、環境教育関連会社に就職。業務を通じて、画業を真剣に学ぶ必要性を感じる。滞在中に英国の野鳥雑誌BIRDWATCHのコンペティションにて、最優秀画家の一人に日本人として初めて選出される。帰国後野鳥雑誌BIRDER編集部に就職し、2010年フリーランスの野鳥画家として活動開始画業に加え、2025年春に福音館書店 ちいさなかがくのとも より、「かいつぶり もぐった!」を上梓。


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